骨が喜ぶ運動

トレーニングをしている時は「筋肉に効いてる~!」という感覚はあっても、「骨に効いてる~!」という感覚はありませんよね。たとえその感覚がなくても、運動はしっかりと骨にも効いていますのでご心配なく😀ただし、骨が「より喜ぶ」運動というものが存在するようなので、今日はその話をしたいと思います~。

 

骨は緻密質と海綿質という2層構造になっています。表面は硬く、内側はスポンジ状です。この構造によって骨は丈夫でありながらも軽いという2つの側面を持ち合わせることが可能となっているのだそうです。

 

運動をすると骨密度上がるというのは聞いたことがあるかと思いますが、運動によって骨に起こる変化はそれだけではありません。

 

 

お隣の大きな国の違法建築による建物の崩壊事故が時々ニュースで流れてきますが、やはり骨組みって大切ですよね。

 

骨の海綿質は網目状のようになっていますが、ただのランダムな網目というわけではなく、日々受けている圧や力に耐えうる方向で組み立てられているのだそうです。つまり、運動で骨に圧や力が加わることで、骨の「骨組み」そのものも変わるというわけなのです。

 

左は健康な骨、右は骨粗鬆症の骨のイラストです。骨粗鬆症の骨は「骨組み」がいかにも脆弱そうですね😭

 

では、骨組みを強固なものにするためには、骨にはどんな圧や力をかける必要があるのでしょうか?それは・・・

 

 

「押す力と引く力」です。骨を押したり引っ張ったりというのはちょっとイメージしづらいですが、なんのことはありません。例えば、下記のような動きをすれば、足の骨に押す力と引く力を加わえることができます。

 

足の骨に押す力と引く力を与えるには、

 

①重力に抗する動きである(地面に足がついている・つく)

 

②関節の曲げ伸ばしを伴う

 

という2つの要件を満たせば良いのです。シャキットのレッスンのほとんどのメニューが当てはまりますね😄

 

どれもお見事ですが、上記のような動きは足の骨に押す力と引く力を加えるという意味では2つの要件を満たしていません。

 

運動が骨の密度を上げ、骨の形状(骨組み)を強固なものにする上で大切だということはわかりました。ただ大切なのはそこだけではありません。思い出して下さい、冒頭でこう書きました。

 

「海綿質はただのランダムな網目ではなく、日々受けている圧や力に耐えうる方向で組み立てられている」

 

そうです、「日々受けている圧や力」が大切なのです!「たまに」や「時々」ではなく「日々」です!

 

週1回シャキットで運動するだけでは不十分ということです。毎日来ていただきたいというのが本音ではありますが、そんな物好きはいらっしゃらないと思いますので、日々の生活の中で骨に押す力と引く力を加えていただきたいと思います。エレベーターに乗らないで階段を使う、車に乗らないで歩く、座っている時間が長くなってきたら時々立ち上がって足踏みをする、そんな日々の押す力・引く力が強い骨組みを作ります。

 

これから雪も降り、転びやすい季節になります。転ぶことを100%防ぐのは不可能ですので、砕けない骨づくりをし、冬を迎え撃ちたいと思います😄

 

文:真木

 

😄おまけ😄

 

今日のブログの内容とは一切関係ありません。シャキットのシェフがスープカレーを作ってくれました。野菜は全てシャキットファームで取れたものです。ちなみに今、シェフは来週のさつまいも収穫に向けて、つるを切りに畑へ行っています。収穫の1週間前くらいにつるを切っておくと、デンプンがさつまいもに逆流して甘くなるのだとか・・・😍

 

栽培、収穫そして調理まで担当してくれているシャキットのシェフ、ありがたい存在です🙏シャキットがダメになったら、次はスープカレー屋でもやろうかな・・・と思ったくらい美味しかったです。

 

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コメント: 1
  • #1

    西谷 (土曜日, 15 10月 2022 03:36)

    美味しそう〜素材の良さですね!その昔はスープカレーフリークとして80店くらい食べ歩きらました。今はせいぜい街中の【しゃば蔵】の羊骨スープカレー(カレーラーメンもあり)に行くくらいですが。

    会社だけですが8階まで1日2回の階段上がりは続けています。オチリと骨対策なのでわざとドタドタ踵を落としてです。

    その後測定はしていないけど、レッスンのスクワット系の動きが多少し易いような・・・気のせいかな?

    ブログ有料化ごもっともですね。もっと早くしてくれてもよかったかも。