肩は健康的ですか

人は「複眼型」と「単眼型」に分かれるそうです。一般的には女性は複眼型が多く、男性は単眼型が多いそうですが、現代は女性の高学歴化・社会進出が進み、単眼型の女性も増えてきているそうです。

 

例えば、子供が4・5人いて、お母さんは家事をこなしつつも、それぞれの子がどこで何をしているかを把握し、危機を察知したら、その子の方へ駆け寄る、というような能力を持った女性が昔は多かった。一方の男性はひとつの仕事を最後まで続けるということに長けている人が多かったのだとか。

 

ところが社会構造の変化によって、「男性型の仕事」をする女性が増えたことで、物の見方も男性的になってきている女性が増えてきたそうです。子育てにおいては、「複眼型」の場合は子供たち一人ひとりをよく見て、それぞれの違いを見分け、それぞれの個性を活かすことが得意で、一方の「単眼型」はひとつのことにこだわる傾向があるために成果主義に陥りやすいそうです。

 

子育ては関係ない、もう終わったという方も多いかと思いますが、「物事を複眼的に見る」という力は、子育て以外の場面でも役に立ちそうな気がします。私自身はザ・単眼型だと思うので、複眼型の視点を得られるように努力せねばと思っています。

 

なぜこんな話をしたかと言いますと・・・今日は肩について書こうと思ったからなのです。

 

肩関節は股関節と同様に非常に自由度が高い関節です。肘関節や膝関節のように「曲げ伸ばし」くらいしか出来ない関節とは違い、さまざまな方向に動かすことができますよね。

 

なぜこんなに自由度が高いのか、その理由は「構造が複雑だから」です。単純な構造であれば、動きも単純で「分かりやすい」のですが、肩関節のような複雑な構造は、自由度が高い分、動きも「分かりづらい」という特徴があります。

 

この肩関節の難しさは、レッスンで毎回直面する悩みの種です。肘関節なら「曲げて下さい、伸ばして下さい」で済むのですが、肩関節の動きを伴うトレーニングでは、上腕骨の骨頭の向き(ソフトSMで肩のボールと呼ぶ部分)、肩甲骨の位置、胸椎や腰椎の状態、胸郭の開き具合などなど、全てを考慮しなければ正しい動きはできません。肩関節を「正しく」動かすには、単眼型ではダメで、複眼型で考える必要があるのです。

 

「肩が硬い」と思われている方は多いと思います。肩の話をする時、多くの方は1つの関節、イラストでいうところの「肩甲上腕(けんこうじょうわん)関節」をイメージして話されていることと思います。肩甲上腕関節が硬いイコール肩が硬い、という考え方です。

 

確かに肩甲上腕関節が肩関節の主役であることは事実ですが、脇役もたくさんいて、その脇役たちがなかなか重要な役割を担っているのです。

 

例えば、肩鎖(けんさ)関節は肩甲骨と鎖骨をつないでいます。腕を動かす時には、肩甲骨も一緒に動くのですが、腕と肩甲骨が胴体から離れないよう繋ぎとめているのがこの肩鎖関節です。

 

肩甲胸郭(けんこうきょうかく)関節は、肩甲骨と胸郭が成す関節で、腕を上げる動作に大きく関わっています。「腱板断裂」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、腱板が機能するためには、肩甲胸郭関節の安定性が非常に重要になります。

 

ということで、少々難しい話でつまらなくなりましたが、何が言いたかったかと言いますと・・・肩というのはそう単純なものではなく、肩の健康を保つためには闇雲に動かしてもダメで、頭で考えながら、意識しながら、丁寧にそしてこまめに日々努力することが大切だ、ということです。

 

では最後に、現時点で肩がどれくらい健康なのかをチェックするテストをご紹介したいと思います。

 

 

1つ目はこちら。少々騒がしい上に字幕が出ませんが、まずはご覧ください。

上半身裸の男性がせっせと腕を上げていますが、メガネの男性に「それじゃ腰椎を反らせているだけで、肩の可動域は測れないよ」とつっこまれています。

 

腰椎を固定するために腰と壁の間に細い棒を入れています。シャキットのレッスンでも緑の細い棒を使うことがありますが、あれくらいの細さですね。ご自宅に何か代用できそうな物はあるでしょうか。棒なり代用品なりが落ちないように気を付けながら腕を上げていきます。

 

そもそも、棒が落ちないように腰を壁に押し付ける姿勢をキープできますか?その姿勢が難しいという方は、普段から腕を動かす時に過剰に腰を反らせてしまっている可能性があります。まずは棒を落とさない練習から始めると、弱くなっているかもしれない腹筋群の強化にもなると思います。

 

腕を上げる時には、腕が外側に広がっていかないように気を付けます。手が壁に届く~手と壁の距離が10㎝程度という場合には、なかなかの可動域と言えます。ぜひその可動域の維持に努めて下さい。手と壁との距離が20㎝も30㎝もあるという場合には、肩の健康が危ういかもしれません😱日々の精進あるのみです。

 

2つ目はこちら↓です。こちらはイマイチな訳ですが、日本語字幕の表示が可能です。ただ、動き自体はさほど難しくないので、字幕なしでも十分かと思います。まずはご覧ください。

 

肩を壁につけて立ちます。(もしくはほんの少し離れる程度)親指を正面に向けて腕を上げていきます。手が頭上まで来たら、肩を外巻にして手の平を壁に当てて落としていきます。もちろん腰椎は反らせないように気を付けます。

 

一周できますか?できないという方は立ち位置を壁から少し離してみて下さい。どこまで離れたら一周できるでしょうか。壁からの距離が遠ければ遠いほど、肩は「不健康な状態」と言えます。これまた日々の精進あるのみです。

 

とは言え、どう精進すれば良いのかわからないという方もいらっしゃることと思います。そういう方はご紹介した2つの動きを毎日10回・20回と行えば良いと思います。このテストの動き自体が、肩の可動性の維持・向上にはうってつけだからです。1つ目の動きであれば、徐々に手と壁の距離が近づいているか、2つ目の動きであれば、立ち位置が少しずつ壁に近づいているかを確認することで、ご自身の進歩が把握できると思います。

 

ローマは一日にして成らず。肩の健康も一日にして成らず。ひたすら実行あるのみです!

 

文:真木

最後に今日のブログとは全く関係ないのですが、画像は真木の昼食の一部です。毎日食べている舞茸の炒めものウコン粉&麻の実がけです。今回はインゲンも一緒に炒めました。山内さんがシャキットファームから収穫した今期初のインゲンです。

 

「インゲンおいしいな~」と独り言をつぶやきながら食べていたら、「シャキットファームのインゲンは最高で、それもこれも全て山内様のおかげです、とブログに書きなさい。さもないと二度とインゲンは支給しない。」というパワハラを受けました。ということで、画像載せます。パワハラに屈したわけではないのですが、シャキットファームのインゲン美味しいです😍もちろん農薬使ってませんよ😊

 

昨日、少量でしたが店頭にて販売しました。無事完売し、美味しかったという感想を頂きました。今後もインゲンが続々と届くことと思いますので、良かったらお買い求めくださいませ。