生物学的違いは無視できない

こちらは東京オリンピックのウェイトリフティング女子87キロ超級に出場したニュージーランドのローレル・ハバードさん、43歳です。メダルは獲得されませんでしたが、「新な歴史」を作った選手です。それは史上初めて、男性から女性に性別を変更したトランスジェンダーとしてオリンピックに出場した、という歴史です。

 

これに関しては、さまざまな意見があるかとは思います。私自身は、性的マイノリティが「魔女狩り」の如く社会から排除されるのは間違っているとは思いますが、だからといって「生物学的男性」が「生物学的女性」とスポーツにおいて競い合うというのは、それこそ不公平なのではないかと思います。

 

例えば、現在、世界最速の女性陸上選手と称されているアメリカのアリソン・フェリック選手は、400m走の自己ベストが49.26秒です。この世界記録はアメリカの男子高校生約300人に追い抜かれてしまうそうなのです。(2018年時のデータによると)

 

「多様性を認める」と言えば聞こえは良いですが、その考えをスポーツにまで持ち込めば、生物学的女性選手は大会に出場する機会も、メダルを取る可能性も、学生であればその能力を基に奨学金を得るチャンスまでも失ってしまうかもしれません。「公平性」というのは、全ての人が「同質」だと考えることではないと私は思うのですが、皆様はいかがでしょうか。

 

 

実は先日、すすきののニューハーフ・ショークラブのららつーに人生で初めて行ってきました!

 

お姉さま方、とってもお綺麗でした。(そうでもない方もいらっしゃいましたが😅)このご時世でお客さんはもちろん、働いている人もだいぶ減ってしまったそうで、今はキャストは8名しかいないのだそうです。

 

約1時間半のショーの前には、お姉さまとおしゃべりする時間も少しだけあるのですが、担当してくれたお姉さまが言ってました。「もう大変よ~。1日2回のショーでぐったり。酒なんて飲もうものなら、オエェェェってなるし、私は同伴は行かないの!帰って早く寝たいのよ!」とのことでした。トークも面白く、プロだな~と思いながら聞いていました。

 

確かに、ショーでは8名のお姉さまが衣装をとっかえひっかえ出ずっぱりなんです。素晴らしいショーでしたが、あれは心身ともに相当疲れるだろうな~と思いながら見ていました。生物学的男性だからこそ耐えられるのかも(体力的にも、いろいろな意味でも)と思ったりもしました。スタイルが良い方も多く、「改造」している部分もあるのかもしれませんが、私のような「生物学的にだけ女性」の人間よりも、意識もはるかに高いと思いますし、努力もされているのだろうな~と感じました。胸もあり、お尻も形がよく綺麗でしたが、骨盤の幅が狭いのはやはり「生物学的には男性なんだな~」と感じました。

 

 

男女は平等だけど同質ではない、というのは食事が体に与える影響についても言えることです。2018年に発表された論文をご紹介したいと思います。この研究、日本で行われたもので、しかも被験者の数が大規模!更に、約5年間も費やした研究であり、そういう意味ではとても参考になるかと思います。

 

被験者は8153人の40歳~54歳の人です。夜食の習慣が肥満にどのような影響を及ぼすかという研究です。夜遅い時間に食べる習慣がある男性は、肥満になるリスクが、同じ習慣がない人に比べ100%上昇するそうです😱では女性はどうかと言いますと・・・なんと200%アップです😱😱夜遅くに食べると太るということは想像に難くありませんが、夜食で太る女性は男性の2倍・・・😭女性の皆さん、夜食に注意です!

 

 

シャキットのお客様の中には、プチ断食を継続されている方も大勢いらっしゃるかと思いますが、1食目の理想的なタイミングというのも男性と女性では違うようです。

 

上述の研究でも、女性は遅い時間に摂取した食べ物を脂肪として蓄えやすい傾向がみてとれますが、それはファスティングをしている時にも当てはまるそうです。多くの方が朝食を抜いて、昼12時もしくはそれ以降に1食目を食べる形をとっているかと思います。私自身もそうです。ただ、これは女性にとっては「理想的」とは言えず、都合がつくのなら、午前10時くらい1食目、2食目は夕方前に済ませるという形が良いそうです。お仕事等でなかなか難しい面はあるとは思いますが、「生物学的」に言えば女性は「日が沈む前」に食べ終えることができると良いようです。更に言えば、2食のうち1食目を多めに、2食目を控えめにするとより理想的なんだそうです。

 

山内さんはシャキットの営業が終わって、帰宅してから夕食をとることが多いんです。夜の10時、11時に食べて、1時とか2時に寝たりするそうです。その割に太らないのは、ゲイの噂が根強い山内さんもやはり生物学的には男性だという証拠なのかもしれません。

 

文:真木